墨工房　紀州松煙

「うえみればむしコ　ながみればわだコ　したみればゆぎコ」（上見れば虫コ　中見れば綿コ　下見れば雪コ）　　秋田地方のわらべうた

「聞くならく中山の酒一杯千日にして醒むと黄鶯語を傳うるに似て酒を勧むることはなはだ丁寧なり」　鮑溶詩

「まっすぐな道でさみしい」　種田山頭火句

「子供と人形と猫とそひねして」　種田山頭火句

いちめんのなのはな

「ぼくの心風にのり」　大槻　忍詩

「寒椿こき紅の花にさき冬木の庭のひとみのごとき」　窪田空穂歌

手を把り共に歩まん

花下帰るを忘する

「花発けば風雨多し、人生　別離足る」　于武陵詩

「呑舟、枝流に遊ばず」

「どくだみの花の白さに夜風あり」　高橋淡路子句

萬花咲　　（ばんかわらう）